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落ち武者に剣道を教わった話。

61名無しさん@おーぷん :2014/10/24(金)06:13:25 ID:Wg9uhnwKv()
武者さんは何も言う事なく、俺の事を見ていた。
情けをかけている訳じゃないのは分かった。

寧ろ、褒めてくれているのだと分かった。そしたら、凄く涙が出て来て馬鹿みたいに泣いた。
武者さんはいつもの笑顔で、静かに俺の頭を撫でてくれた。

「本当なら勝者はお前だ。馬鹿者」
あの声が聞こえた。やはり、あの時聞こえたのは武者さんの声だったんだ。

その後は声も聞こえなくなり、武者さんの姿もいつもより薄くなっていた。

俺「師匠……?」
涙目ながら武者さんを見ると、いつもの様にニコッと武者さんは笑っていた。
そして刀の鞘を俺に差しだして握れと、頷き目で言って来た。

俺はその鞘を握ると、妙に気持ちが落ち着き、同時に武者さんが居なくなるのだと悟った。

俺「師匠……!」
グッと鞘が引かれ、俺の体が持ってかれる様な感じになるが、体を保つ。

武者さんは「ほらな?」と言った感じだった。
勝手な解釈だけど「お前は強くなったぞ」って事だと思う。

武者さんは、そのまま俺に背中を見せると、スゥッと歩くように姿を消した。
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