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おんj夜の怖い話部

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1 :名無しさん@おーぷん:16/04/07(木)20:55:32 ID:CUO
怖い話しようやコピペでも創作でも体験談でも大歓迎やで
662:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)21:23:29 ID:h0G
ワイの場合は夜中に明らかに上の階の住民ではない距離でぶつぶつ声がする。んで寝てる振りして集中して聴いてたらそれが全部ワイの悪口なわけ。それがもうなんでワイのそんな事知ってるんやって位詳しくネチネチ言ってくるんや。だから、怖いよりもだんだん腹が立ってきた。だからやり返してやろうと思って。天井のそいつの物音をしっっかり調べて。夜中にぶつぶつ言うそいつがいる天井に包丁を思いっきり叫びながらドンッ!!って突き刺してやったわ。案の定悲鳴。30センチくらいあるしな。そしたら2時間くらいで警察が来た。どうやら上の階の人のお尻を思いっきり刺してしまったらしい。ワイは必死に説明したのにこいつらにはあの声が聞こえんのかほんま…次は鉄の槍を用意してるからな、真下から絶対当てるからな。
663:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)22:07:36 ID:KqK
>>662笑い話やんけ!
664:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)22:21:26 ID:h0G
>>663、自分のことに異様に詳しい悪口が聞こえる→幻聴や、狂人のお話やで、人を傷つけても懲りてない
665:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)22:52:19 ID:M8X
追い付いた…
666:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)22:59:17 ID:O46
あくなんか怖いこと言うんだよ
667:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:04:24 ID:KqK
>>664普通の人が狂人の話を語ってもなぁ…
668:忍法帖【Lv=2,ガメゴン,KDK】:16/04/08(金)23:11:46 ID:99E
お前らは結婚出来ない
669:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:15:03 ID:XE2
ハワイの方にその生物の上を泳いだだけで死ぬこともある程強い毒を持つ生物がいるらしいンゴねぇ…
670:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:48:20 ID:QLZ
472 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/03/05 01:18 10歳の頃、2,3週間くらいだが、ひどい悪夢にうなされ続けたことがある。 子どもの時だから記憶が釈然としないのだが、母の話では、毎晩絶叫しながら床を転げ回って、喉をかきむしっていたという。 朝起きたら寝汗をぐっしょりとかいていた。 これが一晩ならいい。毎晩続くのだ。 寝るのが本当に怖かった。あっという間に寝不足になった。 骸骨のように痩せて、顔色が粘土のようになった。 医者や霊能者に診てもらったのだが、原因はまったくわからない。相変わらずのたうち回る夜が続く。 だから両親も痩せた。二人の方がよっぽど病気じゃないかと、俺が思ったくらいだ。
671:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:48:36 ID:QLZ
473 :472:03/03/05 01:20 前述したように、俺は2,3週間で救われるわけだが、恩人となったのは、霊能者でも坊主神主神父牧師でもなかった。 当ててみそ。絶対当たらんよ。 正解は『催眠術師』である。 催眠術師つってもアマチュアのおっさんなのだが、父が軽い恐怖症を簡単に治してもらったことがあるらしく、その縁で俺も診てもらうことになった。 「催眠術師なんぞ」と思っていたが、俺は父に似て暗示にかかりやすいたちだと判明した。 その人がとった作戦は、俺に悪夢を忘れさせることだった。 奇妙なことだが、俺は夢の中身を起きた後もはっきりと覚えていた。(そんなことは、当時の一連の悪夢に限られていたが)催眠術師の先生は、家を模った和紙に夢の内容を書かせた。思い出すのも苦痛だった・・・嫌な作業だった。 先生はその和紙を箱に入れて、蓋にお札を貼りつけ開かなくすると、俺と二人だけしかわからない、ある場所へ隠した。 すまん、具体的には言えんが、『箱を取り出そうとすれば簡単に出来るのに、他人が見つけるなど絶対考えられないような所』だと言っておこう。両親でさえも。
672:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:48:52 ID:QLZ
474 :472:03/03/05 01:23 先生は、悪夢はこの中に閉じ込められたから、怖がることはないと言った。 箱を自分が開けなければ大丈夫だと。これが不思議にずばりと当たって、俺は悪夢から解放された。 俺たち一家が先生にどれだけ感謝したかは想像に任せる。 でも、悪夢の種の詰まった箱はまだ、俺の手の届くところにあるのだ。 これがずっと心の片隅にひっかかっていた。 大学卒業のおり帰省したとき、そうだあの箱はと思い出した。思い出したら気になって仕方なくなった。 当時の夢がどれだけ恐ろしかったか、自分が一番知っているのだが、さすがに内容なんか忘れてしまっている。 怖いという感情は確かにあった。だが、子供の時の恐怖なんて、えてして大人から見るとちゃちいものだ。 今の俺は、当時の先生の言葉が、自分にどんな暗示をかけていたのか何となく推測できる。手品の種もすっかりわかっている。 俺は当時の恐怖を白日の光りのもとにさらけだして、笑い話にしたかったのだ。 そう思って、こっそりと箱を取りにいった。 蓋にかぶさったお札が見える。先生に霊能力はないのだ、と思ったらかなりちゃちい。 剥がそうと端を爪でこすり始めた。すると唐突に、10年間忘れていたはずの夢の内容が、脳の中で再現を始めたのだ。
673:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:49:08 ID:QLZ
477 :472:03/03/05 01:25 俺は和室にいて、明かりの差し込む障子を見ていた。縁側にある竹笹の影が落ちていた。 一番上の列の窓一枚ぶんだけきれいに四角く切り取られて、そこからにやにや笑っている福福しい中年のえびす顔が覗いていた。 だが顔だけなのだ。障子には笹の影が揺れるだけ。そいつの胴体の影はいっさい映っていないのだ。 俺の背中には両開きのふすまがあった。奥には、ふすまに仕切られた部屋がえんえんと続いていることもわかっていた。 くー、くーと、小さな鳩の鳴くような小さな音(声?)がかすかに聞こえた。 続いて、ターン、ターン、ターンという音がし始めた。だんだん大きくなってくる。 ふすまを次々と開けて、何かがこちらへ全力で駆けて来るのだ。 けらけらけらと男の笑い声が、腹の底から楽しそうな声が聞こえた。 それはどんどん大きくなった。俺は凍り付いていた。絶対に振り向いてはいけない、ということだけは確信があった。 ターン!と俺の背後のふすまが開いた。 そいつは俺のうなじに生臭い息をかけた。わざとだと思った。そしてボソリと耳元で俺に言お ・・・箱を取り落とした。カターンという音で我に返った。 俺は元通りの位置に戻して、まっすぐ家に戻った。 だから今でも、悪夢の箱はそこにある。
674:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:50:24 ID:QLZ
606 :本当にあった怖い名無し:2011/10/23(日) 02:42:18.90 ID:GWX8COzx0登場人物はすべて仮名にしておきますよ。 去年まで俺がすんでいたアパートは、コの字の形をしている3階建てのエレベーター無で、204号室を使っていた。自分の玄関からは正面に201号室が見える。201号室は俺が入居してきたころにはもう空き室だった。 部屋をあまり汚したくないということもあって、俺は夜中によく玄関先で煙草を吸っていた。見つかると嫌な顔をする人もいるんで、玄関先で煙草を吸うのは大抵が夜中だった。 その日も夜中の1時ごろに一服していたんだが、正面に見える201号室の玄関横の窓になんか変なものを見つけた。最初はただの白っぽい汚れだと思っていたんだが、近づいていってよく見ると、子供の大きさくらいの手形のように見えた。多分近所の子供が入り込んで、空き室なのをいいことに窓を汚していったんだろう。まったくやれやれ・・・と思って、何気なくその汚れを指でなぞると、想像していたような感触が指になかった。その汚れは中からつけられていた。 ああ、近所の子供じゃなくて、これは清掃か何かをする人が汚したんだなと思い直して、その日は部屋に帰った。
675:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:50:36 ID:QLZ
607 :本当にあった怖い名無し:2011/10/23(日) 02:45:53.60 ID:dQxqGeV60それから数日が経って手形のことなんかすっかり忘れていたんだが、ある日また同じように煙草を吸いに玄関先に出て、ふと201号室の方を見たときにおかしなことに気が付いた。手形が大きくなっている。いや、大きくなっているのとはちょっと違う。手を押し付けたまま力を入れて横にずらしていったような、手形が横に流れるように広がっていた。 とんでもない業者がいたもんだなぁ・・・などと思いながら思わず見入っていると、203号室の扉が開いて、そこに住んでいる田中さんという男性が顔を出した。 「あ・・・」まずい、煙草を吸っているのを見られた。後ろを振り向いて携帯灰皿にぐりぐりと煙草を詰め込み、気まずさから振り返れないでいると、「ははは、いやどうぞ気にせずに」という声が後ろから聞こえてきた。「すいません・・・」と振り向くと、田中さんはそーっと近寄ってきて、小声で「あれ、大きくなっていますよね?」と話しかけてきた。 「あ・・・。やっぱりそう思います?とんでもない業者がいたもんですよね」 「業者・・・。なんですかねぇ」「?どういうことですか?」「私もそう思って、この前大家と会ったときに聞いてみたんですよ。 でも、中の清掃ならとっくに終わってるって」 「え?だとしたらやっぱりいたずらですか?」 「でも、カギは全部閉まっているはずなんですよ。 実際見てもらったんですけど、『元からある汚れだ』ってきかなくって。 大家さんもトシのせいかだいぶん見づらくなってるから」 じゃあ、なんなんだろう・・・。俺が難しい顔で考え出すと、微妙な空気を察知したのか、「あ、こんな夜中に変なこと言っちゃいましたね。申し訳ない。では私はコンビニに行くので・・・」 と、階段を降りて行ってしまった。
676:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:50:49 ID:QLZ
608 :本当にあった怖い名無し:2011/10/23(日) 02:48:31.30 ID:/zgmvsKx0少々尋常ならざる雰囲気をその部屋から感じた俺は、友人の知り合いの佐藤さんに声をかけてみた。佐藤さんはよくこのスレに出てくるような『霊能者』でも『霊感がある人』でもない。 そういうことが好きで、人より多くそういう類の本を読んでいたり、人より多くそういう怪しい場所によく行っている、その程度の人だった。身なりも普通だし、性格も穏やか。 変に騒ぎ立てるのも恥ずかしい気がするが誰かには相談したい。だったら佐藤さんかな、と思っただけだった。 話を聞いた佐藤さんが早速見てみたいというので、日曜の夕方に家に連れてきてみた。あんまりマジマジとその手形を見るので、誰か通ったらどうしようと気が気じゃなかった。 「これ、出ようとしたがっているみたいだよね?この部屋から」「出たい?」「あくまで推測だけど」と断ってから、佐藤さんは話し出した。 何者かがこの部屋から出たがっている。今までは以前ここに住んでいる人がなんらかの処置をしていたから、動くに動けなかったんじゃあるまいか。 前の住人がこの部屋から出ていく時に、その処置もある程度は残していっただろうから、そいつは今でも自由には動けない。でも、何かのはずみでこの窓のところにだけスキが出来てしまったんだと思う。なぜその前の住人がそれを閉じ込めたがったのか。そもそもそいつはいったい何者なのか。それはわからない。 「じゃあ、大家さんに頼んで一緒に中に入ってみます?」と誘ったものの、丁重にお断りされた。 「僕にその勇気はないな。ここ、なんか空気悪いよね。素人の僕でもそのくらいは感じるんだよ」と言って、そそくさと階段を降りだしたので慌てて追いかけて、ここまで来てもらったお礼として外で夕ご飯をおごった。佐藤さんはその手の話題が非常に豊富で、ついつい遅くなるまで話を聞き入ってしまった。
677:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:51:03 ID:QLZ
609 :本当にあった怖い名無し:2011/10/23(日) 02:57:03.53 ID:6LkCRXrd0その帰り。ずいぶん遅くなってしまったので小走りでアパートに戻ると、田中さんと一階のポストの前で会った。仕事の帰りだという。 「日曜のこんなに遅くまで大変ですね」「いやぁ、まあね・・・」なんて話をしながら階段を一緒に上がる。夜遅く、周りがシーンとしていることもあって、201号室の方は見る気になれなかった。それは田中さんも同じようだった。二人でまっすぐ前を向きながら、どうでもいい会話を2,3交わした。2階に着いて、「じゃあ」「あ、はい」と言って別れる。ポケットからカギを出してドアを開けようとしたが、夕方の佐藤さんの話がどうしても気になる。ちょっとだけなら見てもいいかな・・・等と思いゆっくり振り返ると、先に田中さんの横顔が目に入った。 田中さんは大きく目を見開いて固まったまま一点を凝視していた。視線はおそらく201号室だ。 恐る恐る201号室の方に顔を向ける。何かがおかしい・・・ 「開いてる」 「はい?」 「窓、開いてる」 窓に視線を移すと、確かに開いていた。 俺と田中さんが目を離せなかったのはそれだけではない。何かが出てこようとしていたからだった。 それは、当初想像していたような人のかたちをしたものではなかった。黒くて、小さくて、ぬるんとしていて・・・。 例えるなら爬虫類のようなものだった。そいつがずるずると窓の隙間から這い出てこようとしている。 まずい。こいつに見つかったらまずい。本能的に感じた。 慌ててポケットの中の鍵を探る。田中さんはもうすでに鍵を鍵穴に差し込まんとしているところだった。 引っかかってなかなかポケットの中から出てこない。思い切って手を引っ張ると、そのはずみで鍵は手から離れて柵を越えて下に落ちて行ってしまった。 下に行くには階段を降りなくてはならない。そのためには201号室の方に向かう必要があった。俺にはその勇気はない。 「べちゃつ」という音に振り返ると、そいつはもう窓から出てしまっていた。どうしようもなくなりその場にへたりこんだ。
678:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:51:29 ID:QLZ
610 :本当にあった怖い名無し:2011/10/23(日) 02:59:45.20 ID:e0GM2n5+0田中さんが鍵を開け、扉を開いて中に入ろうとしたまさにその時、今まで非常にゆっくりと動いていたように見えたそいつがものすごい勢いで地を這うと、扉が閉まる寸前に田中さんの部屋にするりと入っていった。田中さんからは死角だったんだろう。そのまま「バタン!!」とドアが閉まり、ドタドタと奥の部屋に向かう足音がして、その後は静けさだけが残った。俺はそのまましばらく動けなかった。 その後、田中さんを見かけなくなった。だからといって部屋の様子がおかしいとか、なにか奇声がするとかそういうことは全くなく、 ただ単に俺とのタイミングが合わなかっただけかもしれない。 俺は佐藤さんにその事を報告しにいった。俺はどうするべきかわからなかったからだ。佐藤さんが言うには、田中さんが選ばれたのはただ単に偶然だろう。近かったから。その程度じゃないだろうか。とりあえず君は運が良かった。あいつが何者かはわからない。けど、その見た目を聞く限り、どう考えてもまともなものじゃない。 田中さんをどうするつもりなのか、それもわからない。今すぐなのか、ゆっくり時間をかけてなのか。とにかく、田中さんにはもう関わらない方がいいんじゃないか。 一番いいのは、前の住人から話を聞くことなんだけどね・・・。 それを聞いて大家さんに話をしてみたが、個人情報保護法云々でそういうことは話せないんだそうだ。佐藤さんは、これ以上この件に関わることをやんわりと拒否した。 その後俺は、会社からの転勤話にこれ幸いと乗っかってそのアパートを出た。もう何年も前のことだ。田中さんはまだあのアパートにいるのか、そもそもあのアパートはまだあるのか。 気にはなるが、確かめにいく気にはなれない。
679:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:52:30 ID:QLZ
269 :本当にあった怖い名無し :2006/11/20(月) 00:10:02 ID:xs+evR6x0子供のころ両親が共働きで、うちには幼い俺を世話してくれてた佐々間のおばちゃんと言う人が居た。おばちゃんはちょっと頭が良くなかったせいか、仕事は持たず、自分ちの畑とうちのお手伝いで食ってるようだった。おばちゃんの仕事は、学校から帰ってきた俺にご飯を作ることと、家の掃除洗濯、あと、体が弱く入退院を繰り返してた婆ちゃんの介護だった。 ある日、俺が学校から帰ってくると、珍しくおばちゃんは居なかった。 変わりにいつも寝たきりの婆ちゃんが起きていて、居間でお茶を飲んでいた。おばちゃんが家に居るのが普通だったので、お婆ちゃんに「今日はおばちゃんは?」と聞くと、「今日はまだ来ていないよ」と言って、俺を二階に閉じ込めるように押し込んだ。 「今日は誰が来ても降りてきちゃいけないよ」と言って、お菓子とぽんジュースを渡された。 「誰が来てもって、誰が来ても?」と聞くと、お婆ちゃんは少し困ったような顔で「そうだよ」と言い、「シーっね」と口に指を当てながら襖を閉めた。 俺は大人しく炬燵に入りテレビを見てると、6時近くになって薄暗くなってからおばちゃんの声が聞こえた。二階と言っても狭い家。玄関に誰が来たかくらいは聞き耳立てなくても分かる。 「洋介君はまだ帰ってきておらんかねえ」とおばちゃんが言うので、出て行こうかとも思ったが、婆ちゃんの誰が来ても降りてくるなと言う言葉を思い出し、そのまま炬燵でごろ寝を続けた。おばちゃんと婆ちゃんのやり取りに暫く聞き耳を立てながら、TVを見続けた。
680:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:52:43 ID:QLZ
270 :本当にあった怖い名無し :2006/11/20(月) 00:10:34 ID:xs+evR6x0また暫くして佐々間のおばちゃんがやってきた。 「洋介君はまだ帰ってきとらんかねえ。三浜屋(俺がよく言ってた駄菓子屋)にもおらんようやが」すると婆ちゃんが、「今日はまだやがねえ。友達のところに遊びに行く言うてたから、遅くなるんやないかねえ」と嘘をついた。 幼心に、俺は匿われてるのだとぼんやり悟り、息を殺して炬燵に潜り込んだのを覚えてる。日も落ちすっかり暗くなって、おばちゃんはまたやって来た。 「洋介君帰ってきたね?」婆ちゃんは少しきつい口調で、「まだよ。まだ帰らんよ。今日はもうご飯いいからお帰りなさい」と追い返した。 暫くして、8時くらいになって父母が帰ってきた。 婆ちゃんがのそのそと階段を上がってきて、俺に「もう降りていいよ」と言ってきたので、俺はいつもより大分遅めの夕飯を食べた。その晩、近所の竹やぶで、佐々間のおばちゃんが首を吊っているのが見つかった。 遺書には、『希望がないのでもう死にます。一人で死ぬのは寂しい』みたいなことが書いてあったらしい。身寄りのないおばちゃんは、何を考えて俺を探してたのか。推測すると、ほんのり怖くてちょっと悲しい。
681:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:54:48 ID:QLZ
356 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE :2005/06/25(土) 00:47:53 ID:nd5BeJdX0道路端に置かれた花束。 テント場や山頂の煙草、缶ビール。 どちらも死者に捧げられ、供えられたものだ。 「いいんだよ、吸うのが供養なんだから」 その日の同行者は、そうした手合いだった。 それほど煙草に困ってる訳ではない。ただ、面白がっているだけだ。 手にした煙草は未開封で、しかも見るからに新しい。 素早くパッケージを破り、煙草を取り出し、咥えた時にはすでに火がともされているほど手早い。 その日の同行者は、そうした手合いだった。鋭い声がすっ飛んできて、それより早く手が飛んできた。 同行者の口から煙草を叩き落とし、小柄な男が唾を飛ばして食ってかかり、 テント場に居合わせた連中は、びっくりしてこちらを伺っている。 食ってかかっているのは、管理人の手伝いをしている男だ。 話を聞くうち、煙草を供えたのは、どうやら彼らしいと知れた。 それでは少々怒られても仕方あるまい。 「やられちゃったねえ」 その夜、俺たちのテントに管理人が酒持参でやってきた。 友人や仲間のために供えた煙草を吸った方が悪いので、頭をかいて恐縮していたが、管理人の話を聞くうち、頭をかいていた手はひざに置かれ、せっかく注いでくれた上等の純米酒の事さえ忘れた。
682:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:55:06 ID:QLZ
358 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE :2005/06/25(土) 00:50:49 ID:nd5BeJdX0あの男は数年前の遭難事故での生存者で、色々あってここに居ついた。 煙草を供えているのは、生存者ではなく死んだ方だという。 遭難事件の死亡者が、生存者に向けて煙草を供えているが、その煙草はあの男が供えている。 という事は、あの男が死んだ男?訳がわからない。遭難事故の当事者は二人。あの男と、その友人だ。 彼ら二人はこのテント場を出発した後で、数日間雪山に閉じ込められた。 救助隊に発見された時、生きていたのは彼だけだった。一緒にいた彼の友人は死亡していたが、その死因は失血死だった。 極限状況で生まれる美談は多いが、その一方で、深い絶望や恐怖が招く暴力行為や、それが発展しての殺人事件は、どうやら少なくないらしい。当然、生存者が発狂している事もあるだろう。 彼に殺人の容疑がかけられたが、警察がどう調べても、彼の友人は『自分の首を小さなナイフで刺して死亡した』という結論しか出なかった。彼は小さなテントの中、自殺を図った友人と向き合い、緩慢に死んでいくその姿を見続け、流れ出る血に足を浸し、友人が死体になった後は、その姿を見守り続けたのだ。 同時に、あらゆる遭難事故の生存者が感じるという、生き残った罪悪感を、特殊な状況下で強く感じ続けていただろう。
683:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:55:20 ID:QLZ
359 :全裸隊 ◆CH99uyNUDE :2005/06/25(土) 00:51:29 ID:nd5BeJdX0ようやく救助された時、彼はすっかり変わっていた。 人格と名前が死んだ友人のものになっていた。 生き残った彼の中では、死者と生者が入れ替わっているのだ。 それでいて記憶は元のままだった。 彼と友人の関係に即していえば、記憶の中では彼は自分自身を友人として扱っていて、山で死んだ友人の視線で世の中を、自分を、見ているのだ。記憶の中には、時として自分に向けられた悪感情もあるだろう。記憶にある彼の家は、今となっては友人の家なのだ。 そして、新たな人格、名前となった彼には、その名前で過ごした記憶がない。 行き場をなくし、精神が破綻した彼にとっては、最後に友人(あるいは自分)と過ごした、この場所しか居場所がないのだろう。 毎月、彼の記憶の中の家族から、管理人宛にいくばくかの金が送られてくる。 管理人から金を貰うと彼は煙草を買い、死んだ友人(記憶の中での自分)に供えているのだという。 確かに、彼の精神世界と現実世界を二枚合わせにして考えれば、管理人の言う通り「死者が生者に煙草を捧げ、供えている」のだ。 「でもね、本当に、いい人間ですよ」と、管理人は話を結んで小屋に戻っていった。翌日、山に登る気がすっかり失せた俺達は、ぼんやり煙草ばかりをふかして過ごした。
684:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:57:55 ID:QLZ
157 :風と木の名無しさん:2006/09/19(火) 20:21:00 ID:XnAFZBR+0現代日本に座敷牢があるとは思わなかった。10年前まで使ってたってアンタそんなにあっさりと。何に使ってたかって訊いたら、お祖母さんを閉じ込めてたそうな。閉じ込めてた理由は、お祖母さんが知的障害者だったからだそうで。若き事業家だったお祖父さんが、資産目当てに旧華族だったお祖母さんを娶り、子供を作ってから、以来ずっとお祖母さんは座敷牢。見た目はとても美しい人で、座敷牢でずっと夢見るように笑っていたらしい。お祖父さんもずっと座敷牢に通い、きれいなものや可愛いものをお祖母さんが死ぬまで与え続けてたそう。しかし、お祖母さんを半世紀近く閉じ込めてたって、倫理としてどうなの。マジコエー('A`)
685:名無しさん@おーぷん:16/04/08(金)23:58:24 ID:QLZ
288 :237:01/11/19 23:16幼稚園のころ、一歳違いの弟と近所の公園で遊び、家に帰る途中の出来事。 その日、なぜか弟は足がのろく、何度も先にいってしまいそうになった。 やがて自分と弟との距離は、50,100メートルとあいていった。道は長い直線。母親に『弟を責任もって連れて帰ってきて、誘拐とかあると怖いから』と言われていたので、自分は後ろを振り返り、弟の姿を確認しつつ歩いていたのだが、距離は不思議に広がるばかり。 ついに、その道を大きく曲がって、自分一人家に着いてしまった。 すると、テレビの前で弟がねっころがっているではないか。 状況が飲みこめず、もう一度長い直線の道までひき返したが、すでにそこには弟の姿はなかった。 川をはさんでいるので、弟が近回りしたとはとても思えない。心配してずっと見てたし。だから、テレビの前の弟を、本当の弟だと考えることにした。 今考えれば、遊んでいた弟はどこにいってしまったのだろう。気になる。
686:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:01:30 ID:5gb
543 :可愛い奥様:2007/09/22(土) 09:53:27 ID:Q2rzyein0大学のときに死んだ祖母が、よく小額(と言っても三十万とか五十万とか)のレベルで宝くじを当てていた人で、親に内緒でお小遣いとか貰って旅行に行ったりしてました。そんな感じで相当な小金もちだったはずの祖母だったんですが、突然死んだ時は悲しいと同時に、親戚連中の遺産の取り合いとかそういうのを軽く想像してしまって、かなり欝になりました。 ところが、蓋を開けて見たら親戚連中、遺産を取り合うどころか、「これはお前が持っておけ」だの、「いやいやこれはアンタの所の取り分だ」だの、互いに形見の押し付け合い。 金銭も含めて、祖母が持っていたものは出来る限り受け取りたくないという雰囲気でした。 うちの親なんか早々に相続放棄してたぐらいだし。正直、あって困るものでもないんだから、受け取っておけばいいのにと思ってましたが、 どうしても受け取れない(受け取りたくない?)理由が、親を含め親戚たちには何かあるようでした。
687:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:01:38 ID:5gb
544 :543:2007/09/22(土) 09:54:24 ID:Q2rzyein0当時は相続税とか、そういう税金関係の負担が重いからだろうと勝手に思っていましたが、 その後の三回忌で近所に住むおばさんが、 「過ぎた幸運は身を滅ぼすって、ばあちゃんにはあれほど言ったのに」 と、ぼそりと言うのにちょっと水を向けて見ると、どうやらばあちゃん、宝くじを当てるのに何かおまじない?だか占いだか、そんなのをやってたらしい。 その中には、ただのおまじない程度じゃすまないものもあって、(なんか生き物を殺す系のものとかもあったようです)おばさんと母の兄=長男が叱っても意に止めない。 うちは地元でも古い方の家で、氏神さんとも結構な関わりがあったから、絶対いつか祟られると、皆余計怖かったようでした。 なのでばあちゃんが死んだときも、うちの母含め親戚連中は皆、「バチが当たった」と思ったそうです。 遺産も「穢れたお金だから」と言う理由で、皆が受け取るに受け取れなかったとか。 「ああいうお金は身を滅ぼすのだから、身につけてはいかんのよ」と溜息をついたおばさんに、そのお金で旅行したり服買ったりして遊んじゃったことがありますとは言えませんでした。 それ以来、ばあちゃんのご利益を期待して毎年買ってた宝くじから、なんとなく遠ざかってしまいました。 蓄財はやっぱり堅実な手段が一番だなと、今は思ってます。
688:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:03:12 ID:5gb
518 :本当にあった怖い名無し:2009/10/07(水) 22:29:27 ID:lcbz4kC60深夜仕事から家に帰ってたら、変な人がいたな。髪がまるで貞子みたいに長く前髪が顔を隠していて、格好も貞子みたいな白いだぼだぼの服。そんな人が電柱に寄り掛かり、辺りを見回している。俺は見た瞬間回れ右して立ち去ろうとしたら、その女異常に速い歩きで俺に近づき、「私の子供知らない私の子供知らないねえ知らない?」と言ってきた。俺はめちゃくちゃビビり、「知らない知らない警察に言え」と喚いても、女は「子供知らない」の一点張り。俺はもう適当に、「あっちの一キロ先の公園にいる!」と叫んだら、女は「本当に本当に」と言いながら公園に向かった。俺はその後すぐその場を離れたが、何か女に悪い事したかなと思いながら歩いてたら、パトカーに遭遇。手をあげ声あげたりしてパトカーを止めさせ、降りた警官に先程の事を話し、精神が壊れた女を保護してやって下さいと頼んだ。警官は俺の話を聞いた後、凄く真剣な顔で俺に、「忘れろ。それに関わるな。明日からは今から言う道で帰れ」と言って、地図を書いて俺に渡した。なにこの展開と思ってたら、もう一人の警官が青ざめた顔で俺に、「二度と夜は今日通った道で帰るな」と厳命した。俺はその日以来、警官に教えられた道しか帰らないようにしている
689:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:05:50 ID:5gb
715 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/16 03:25今は廃刊になってしまった雑誌に載ってた話。 アメリカの方で吸血鬼を崇拝、あるいは吸血鬼そのものの集いがあるらしく、とあるジャーナリストがその責任者と交渉して、取材をする事になった。三人くらいで指定された場所に車で向かう。 場所はすごい片田舎の農村地帯で、収穫時期も近く、あたり一面黄金色の稲が広がる場所。
690:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:05:59 ID:5gb
716 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/16 03:29日中ののどかな風景の中にポツンと一軒の古い建物があり、その家が取材する場所だった。家の中から確かに顔色の悪い中年女性が出てきて、取材の事を話すと彼らを二階へ連れて行った。 普通の居間のような所で、そこから先ほどののどかな田園地帯が一望できる。 彼らは準備しながら責任者を待った。
691:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:06:11 ID:bNg
>>51確かこれスレ主が急に正気に戻ったんだか人格入れ替わったんだかして終わったんだよな
692:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:06:13 ID:5gb
717 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/16 03:37約束の時刻になってもなかなか責任者が現れない。 待つ間、彼らのうち一人が窓の外を何気なく眺めていると、田園地帯の遠くの方に、なにやら黒いかたまりが見える。しばらく見つめていると、どうやら人の集団らしい。だんだん近づいてくるにつれ、集団の異様な雰囲気に気付いた。 皆黒いマントに実を包み、手には鎌や刃物がそれぞれ握られている。 田園の細い道をまっすぐこの家に向かって歩いてくる事に戦慄を覚えたジャーナリスト達は、 急いで二階から飛び出し、車を飛ばして逃げた。 その集団が迫っている事に気付かなかったら、今頃彼らは・・・。
693:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:06:59 ID:S3Z
>>691マ?
694:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:10:50 ID:5gb
125 :じいちゃんの話1/6:2007/03/09(金) 00:53:01 ID:5h1m6kWX0これは俺が10年以上前に体験した話。 当時僕は田舎にある実家に住んでいた。実家は古くから立つ日本家屋ではあったが、あたり一面に田んぼがあるほどのド田舎という以外は、ごく普通のどこにでもあるような家だ。 大学も卒業したというのに、仕事も見つけずだらだらと過ごす毎日。 親には毎日のように非難を浴びせられていたが、じきに呆れられ、殆ど放置された状態になった。 今思うと、人生で一番最低な時期だったと思う。ある日、蝉の声を聞きながら、いつもの様に縁側でぼーっとしているときだった。 「マサ」名前を呼ばれて振り向くと、縁側を隔てたすぐ横の部屋ににじいちゃんが立っていた。 よれよれのランニングシャツに、らくだ色の腹巻と股引き。 漫画から飛び出したような、まさに『じいちゃん』的な格好をいつもしている。 このじいちゃんは昔から俺に様々な体験をさせやがった人で、正直只者ではない事はガキの頃から知っていた。 じいちゃんは俺の向かい側に腰掛けた。「お前、就職せんのんか?」 「するよ、近いうちに」「はっ、嘘をつけ。一生親のすねかじりになるつもりじゃろうが?」 「ばれた?」 「おいマサ、この田舎には、本当に必要とされとるやつかバカのどっちかしか住んどらん。  お前はどっちでもないから遠方へ出て働け」「なんじゃそらvv」「お前の為に言っとるんじゃ」その時のじいちゃんの目が異様に怖かった。話してる声はいつもの優しいじいちゃんなのに、今まで見たことないくらい鋭い目が俺の間抜け面を捕らえた。 その時はまだ、じいちゃんの言いたいことがわからなかった。
695:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:11:06 ID:5gb
126 :じいちゃんの話2/6:2007/03/09(金) 00:57:20 ID:5h1m6kWX0その日の夜、夕飯を食べ終わって、俺は居間でソファーに腰掛け、アイスクリームを頬ばりながら巨人戦をみていた。「マサ」 またじいちゃんが話しかけてきた。相変わらず昼間と同じ格好をしている。 「何、どうしたの?」 本当は巨人戦に集中したかったが、以前この人に反抗して痛い目を見たので穏やかに返事をした。 「お前に話さんにゃいけん事があるんじゃ」そういうとじいちゃんは「よっこらしょ」と言って俺の横に座り、語りだした。 「お前にこの家の秘密。教えちゃる」「家の秘密?」「この家の天井から、お前たまに変な物音がするって言っとったやろ?」「…ん、ああ、まぁ…」俺はこの家に生まれてから、何十回と天井から物音を聞いていた。 ありきたりなんだが、誰かが全力ダッシュして天井のありとあらゆるところを走り回ったり、(かなりの大音なんで、ガキの頃はビビッてた)風鳴りのような低いうめき声を聞いたり、「オン△※@:ギョウ~…」とか、変なお経みたいな声が聞こえたりしていて、それは当時もまだ続いていた。 でも、遭遇するのはいつも俺一人の時で、両親にこの事を話しても相手にしてくれなかった。 じいちゃんは例外だったが。「それがどうかしたん?」 内心ドキドキしながらじいちゃんに尋ねた。 「あれなぁ、天井裏に祀っとるんよ」「…何を?」じいちゃんは「あ」と何かを言いかけて止めた。 「あ゛~名前いったらいけんけぇ…」 「いや、何それ?ちょっと、俺それだめじゃわ、確実にヤバイじゃん」その時、小動物が持つのと同じ、鋭い『危険察知スイッチ』がビンビンに反応した。 「まぁ、こっち来いや」じいちゃんの手にはいつの間に持ったのか、懐中電灯が二本握られていた。 じいちゃんは満面の笑みを浮かべている。
696:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:11:23 ID:5gb
127 :じいちゃんの話3/6:2007/03/09(金) 00:59:15 ID:5h1m6kWX0すでに俺は冷や汗をかいていた。目的地に運ぶ足は重い。 20年以上住み慣れた家だというのに、半端じゃない心霊スポットに連れて行かれている感覚だった。 心の準備をさせてくれと、巨人戦(例の如く30分延長)を見終わってから行動し始めたので、確か時計の針は9時半を回っていたと思う。 両親は朝早く仕事があるからと、すでに寝室で寝息を立てている。 いい気なものだ、息子はこれから死にに行く覚悟でいるというのに。 俺達二人は、元居た場所から縁側を通りまっすぐ伸びる廊下を歩いていた。 「ここじゃ」じいちゃんは俺の前でピタリと止まり、右側にあった襖を開けた。 ここは、俺が小学低学年の頃まで使っていた遊び部屋。ファミコンしたり、戦隊ものの人形を持ち込んだりして遊んでいた、非常に懐かしい場所だった。今は物置と化している。 すると俺はあることに気付いた。 「じいちゃん、……あれ…」俺が指差す方向には、漆塗りでもされたような真っ黒い二枚の木戸があった。 俺の記憶では当時そんなものはなくて、ただの白い押入れの襖のはずだった。 あまりの異様さに心臓が動きを早める。 「お前がここを使わんようになってすぐ、やり変えた」じいちゃんは当たり前の様に言って、震え上がる俺を尻目に木戸に手をかけた。 ゴゴ、ズーっ。 という音と共に木戸が開いた。中は真っ暗で何も見えない。俺は急に気分が悪くなってきた。 その事をじいちゃんに訴えたが、一言「そのうち慣れる」と言われ無視された。 (じいちゃんは絶対に鬼だと、以前にも増して憎しみを抱いた俺)おもむろにじいちゃんは懐中電灯をつけ、押入れの天井を照らした。 「マサ、見てみ」じいちゃんは俺の腕を掴んで、無理矢理中を覗かした。 そこには、また不自然に黒く塗られた正方形の扉があった。
697:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:11:39 ID:5gb
128 :じいちゃんの話4/6:2007/03/09(金) 01:08:14 ID:5h1m6kWX0俺達はその扉から天井裏へと侵入した。 最初はじいちゃんを押し上げて、次に俺がその空間に入った瞬間、先程とは比べ物にならないくらいの吐き気と悪寒に襲われた。 空気が重いなんてもんじゃない。ヤバイ。 これ程まで命の危険を感じた事がないくらいヤバイ。汗が干上がり、口の中がパサパサに乾く。 どう考えても尋常ではない空間。こんなところで平気な顔をしているじいちゃんが凄いと思った。 「じ、じいちゃん…。俺だめ、もうだめ、ホンマ勘弁して…っ」いい年こいて、俺はじいちゃんに泣きすがった。 「駄目じゃ、お前はきちんと見とけ」じいちゃんは昼間に見た時以上に厳しい顔をしていた。 じいちゃんが何を考えているのかサッパリ分からない。 俺をこんな所に連れてきやがって、本気で殺す気だと心の中でじいちゃんを殺人者呼ばわりした。 とにかく落ち着こうとゆっくり息を吸って、むせた。 当たり前だがここは埃だらけ、深呼吸なんてすればむせるに決まってる。 周囲を見渡せば、築90年の家の骨組みがあらわになっていた。 適当に懐中電灯を振り回していると、光の円の端にチカッと光るものが見えた。 なんだ?と思いもう一度その方向に光を当てると、あった。 神棚のような、でも何だか少し様子が違う。よく分からないが、祠のようなそんな感じのものが、異様なオーラを出して佇んでいた。 「じいちゃん、あれ何?」俺の唇は震えて、まともに呂律が回らないのを必死にこらえた。 「あれが物音の原因よォ」じいちゃんも祠に光を当てた。 が、急にじいちゃんは驚いた顔をして、俺から懐中電灯と奪い取ると二つともスイッチを切った。 目の前は闇に包まれた。
698:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:12:04 ID:5gb
129 :じいちゃんの話5/6:2007/03/09(金) 01:10:28 ID:5h1m6kWX0あの顔からすると、じいちゃんはかなり焦っている。 「じいちゃんっ?」俺は暗闇とじいちゃんの焦りの表情を見て、半ばパニックに陥っていた。 「しっ、黙っとれ!」じいちゃんが小声で、強く俺に言い聞かせた。 「マサ、今から出口に行く。それまで息止めぇよ」「はっ?息と、止めるっ?」 「ええけぇ早よぉせえ!出口に着くまであれから目を離すなよ!」 あれとは祠の事、だが訳が分からない。何故息を止めながら祠を見て出口まで向かうんだっ? その時はパニくりながらも言われたとおりにした。この時は暗闇に目も慣れてきだしたから、大体の輪郭は見えている。 息を大きく吸い込んで(もちろん途中でむせた)すぐ、異変は現れた。 祠の扉から、変な影の様な物がニュルっと出てきた。 『それ』を見た俺の動きは一瞬にして固まった。もう思考回路はショート寸前。 よく見るとそれは人の形をしていた。暗闇よりも暗い色。動きは鈍い。 左右に揺れたり、突然倒れたかと思うと、四つんばいになって蜘蛛みたいな動きをしたり、俺の文章力では表しきれない程気持ち悪い動きをしていた。 初めて見る『それ』は、恐怖どころか興味を抱かせた。 だが、危険なものに変わりはない。明らかにこの世のものではなくて、俺の脚はがくがく震えていた。『それ』から目を離せないでいると、じいちゃんが俺の服の裾を引っ張って、出口まで後ずさるように促した。 幸い奴は、こんな近距離に居る俺達に気付いていない。 多分息を止めるように言ったのは、こいつに気付かれない様にする為だったんだろう。 俺達はなるべく足音を立てずに出口にたどり着いた。出口からそっと降りる時まで奴から目を離せないでいた。 奴が動くたび、天井裏で不気味な足音がなり続けていた。
699:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:12:16 ID:5gb
130 :じいちゃんの話6/6:2007/03/09(金) 01:19:49 ID:5h1m6kWX0俺は部屋に足をつけた瞬間、じいちゃんを置いて居間まで猛ダッシュした。 電気をつけて、テレビのスイッチを入れて、ついさっきまで居た異次元ワールドから俗世間へと、必死になって逃げ込んだ。 すぐにじいちゃんが居間にやってきた。「見たろう、凄かろうがアレ」じいちゃんは俺の怖がる姿を見てご満悦という表情をした。 あんなものを見せられた俺はたまったもんじゃない。 あれに気付かれてたら、絶対に命の保障はなかった。 間違いない。絶対そうだ。 「何なんよあれっ!じいちゃんホンマ何がしたいん!?」 興奮した俺は、切れながらじいちゃんに言った。 「がはははっあれな、先祖に恨みを持っちょる霊で、 わしも詳しくは知らんのんじゃが、 あまりにも危ないけぇって、ウチの先祖(霊媒師?)が祠に祀って、あれを天井裏に閉じ込めとっての、 黒い襖は結界みたいなもんよ。  安全の為に、近くのお寺さん(神社だったかも?)に頼んで作ってもらった。  名前言ったらいけんのは、名前を聞いた人がアレに憑かれるからなんじゃ」憑かれる…(=死と隣り合わせ)想像を絶する言葉に、俺は気が遠くなった。 しかし、そこで疑問が生まれた。「…でもじいちゃんは、名前聞いとるんじゃろ?それでなんで無事なん?」 「秘密」その後何度も理由を聞いたが、何も教えてくれなかった。
700:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:12:28 ID:5gb
31 :じいちゃんの話6/6+α:2007/03/09(金) 01:23:29 ID:5h1m6kWX0翌日朝、俺はまた縁側に居た。 昨日の事は夢だったのではないか?多分そうだ。ウチにあんなものがあるわけがない。 そう言い聞かせようとしていた矢先、じいちゃんがまた俺の向かい側に座った。 あまり見たくない人物だというのに。「おはよう、じいちゃん」とりあえず挨拶をした。これで昔かたぎの人だから、挨拶には五月蝿い。どんなに不機嫌でも挨拶はしなくてはならない。 「おう、おはよう」じいちゃんも笑顔で返したが、じいちゃんは俺を見るなり両膝に両手を置いた。 そして、「○○○○○」 ?今、じいちゃんは何を言った? 「じいちゃん?」 「○○○○○」 俺はすぐにその言葉の意味が分かった。 間違いない、『アレ』の名前だ! 俺が記憶のブラックホールへ投げ込もうとしていた昨日の事が一気に蘇った。 夢などではない。それどころかこの基地外爺は、俺に『アレ』の名前を言いやがった。  「お、分かったか?安心せぇ、この家におらんかったら憑かれんけぇ。  あれはこの家からはでられんのんよ」などと呑気に笑い続けた。その後すぐに東京で仕事を見つけて、あの家を出たのは言うまでもない。 133 :じいちゃんの話6/6+α2:2007/03/09(金) 01:24:12 ID:5h1m6kWX0長文・駄文失礼しました。落ちも微妙ですみませんorz ちなみにじいちゃんは、その二年後に亡くなりました。 嫌だと思いながら、仕方なしに葬式に出るため実家に帰りましたが、別に何も起こりませんでしたよ。 多分じいちゃんが、俺を家から追い出すために嘘をついたんだと思います。
701:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:16:25 ID:5gb
13 :1/2:04/10/05 17:56:44 ID:OqqcsBK2小学生の時、少しメルヘンな音楽の先生がいた。 でも、凄い言葉に重みがあるような先生だった。 山田詠美の『僕は勉強ができない』って本があるんだが、 その中で小学校の校長先生と主人公が、生きていることについて語り合うんだが、 主人公が校長に噛み付いて、血の味が口の中に広がり、それが生きているということなんだ、ということを、本当に身をもって教えてくれる先生だった。 その日はインフルエンザが流行っており、あと一人早退でもすれば学級閉鎖になる直前だった。 しかも外は大雨で、雷も鳴っていた。 本当に女の子が一人体調が悪かったので、クラスのみんなは授業そっちのけで、学級閉鎖に気をとらわれていた。そんな中、1限目の音楽の先生は語った。というより、一人言を言ってる感じだった。クラスの誰も聞いていなかったし。 でも今、俺は思い出した。何故だろう。わからない。ここで書かせてくれ。「先生の血は汚れてるんだ。皆はそんなことないって言うけど、真実は隠せない。  私の家はね、代々音楽家なんだ。闇の曲を作るね。 決して人目に触れない情動を、全開にして爆発させる曲をね。 それは一部の貴族・裕福層だけに聞かされるの。  私のご先祖様は、それに自分の全てを注そいできたわ。 でも、本当の闇の曲は、完成できるかどうかはわからないわ。 私のおじい様は、完成することができなかった。  60年間、それだけを完成させるために生きてきたけど、  結局、自分の全てをさらけ出す情動を、譜面に現すことができなかったの。  私のご先祖様がいままで作った曲は5曲だけ。  ただ、この5曲が作られるために、一体どれだけの時間と努力が注ぎ込まれたかはわからないわ。  全ての旋律が、血の一滴一滴まで沸騰させるまでに、感情がこめられているの。 そして、私のご先祖様は曲を作り終えた後、全員自殺してるわ。  私のお父さんもそう。
702:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:16:44 ID:5gb
14 :本当にあった怖い名無し:04/10/05 18:00:11 ID:OqqcsBK2 お父さんが死んだのは、私が幼い時だったからよく覚えてないけど、 毎日毎日発狂して、ピアノの鍵盤を殴りつけていたのを覚えているわ。  そして、いつしか発狂しなくなって、安堵の表情を浮かべてペンを走らせる日々。  そして、いつしかいなくなったの。  そして発見された。死んだ姿で。一人で。  私もね、おじい様、おとうさんと同じように、曲を作っているの。  でも、全然だめ。  ご先祖様が作った曲を、ピアノで弾いた曲を弾いてみたの。  あんなに…、なんていうかな。心の全てがそこに向かうとでもいうのかな。 螺旋階段が天国に向かう中、天使が飛んでるとでもいうのかな。  螺旋階段に終わりは無いんだ。でも、高みに登っていくのはよくわかるんだ。  で、天使をよく見ると、天使じゃないんだ。悪魔のような笑顔の天使なんだ。  でも、私は気づかないんだそれに。  私、何言ってるんだろうね。ごめんね。  私はきっと、ああいう曲はつくれないんだ。本当の音楽は汚れてる。  適当な曲を作って、適当な心の弱さを歌う歌が、この世を席巻していればいいんだと思う。  私に本当の音楽の世界を背負えない。  本当の音を奏でて、みんなの気持ちを左右させられない。  音楽でその人の運命を背負うなんて、私にはできない。  ご先祖様が曲を完成させた後、なんで自殺したか、今の私にはわかる。  でもわかるだけ。あの高みに登る勇気は私には無いわ。
703:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:16:57 ID:5gb
15 :本当にあった怖い名無し:04/10/05 18:00:41 ID:OqqcsBK2 そして登っても、音楽の全てがわかって、私には何もなくなるわ。存在意義がこの世に無くなるの。  私はそれを否定したい。でも私は今ここにいる。  ご先祖様の血を引き継いでここにいる。何も否定できないわ。  唯一の救いは、日本で血を受け継ぐのは私だけ。  曲は貴族たちに保管されている。決して外部に漏れることも無いわ。  私が死んでも誰も困らないわ。 また誰かが、中毒者貴族に曲を作る。  最も作る人。自信はバカ貴族のためではなく、自分の望みへのためなんだけどね。きっと。  先生もモーツァルトやバッハ、今だったらスピッツだっけ? そんな表舞台の、さらっとした音楽が作りたかったな。  多少の情動を譜面にぶつけて、周りの人を感動させられるような適当な曲。  ある程度の名声・お金・充足感。 知らなければ、きっと私も幸せに生きれたんだと思う。  私の血は汚くも、崇高で磨ぎ澄まれた血が流れてる。  私は生きたい。でも私が生きるためには、私の死が目の前にある」 こんなことを、小さくずっと言っていた。 みんな何一つ、先生の言うことを聞いてなかった。 先生自身も、「今日は自習よ」と言った。 俺は友達がインフルエンザで休んでたから、先生の話をずっと聞いていた。席もピアノに一番近かったし。 次の日、学級連絡網で、インフルエンザでクラスが学級閉鎖になった事と、先生の自殺が伝えられた。 結構人気のある先生であったが、音楽専門で学級自体は担当しておらず、みんなの動揺が消えるのに時間はかからなかった。 今、なんで思い出したかは本当にわからない。 先生は何者だったのんだろう。何故か切なくなる。先生は、本当の孤独を味わっていたのかもしれない。
704:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:18:33 ID:5gb
403 :本当にあった怖い名無し :2009/04/03(金) 09:11:11 ID:izdGgRdHO昔、エレベーターの点検員をしていた時の話。駅前のお客の雑居ビルに、先輩と2人で向かった。とりあえず管理人に挨拶して、各階のドア前に点検中の札はって点検開始。 ピット(空洞)内の底面を掃除しようとして、エレベーターを2階に移動させ(箱をどかして空洞内底面に入る作業)扉を開けてびっくり、底面がはるか下にあるのだ。(通常なら底面は扉を開けてすぐ下にある)その雑居ビルは8階建てで、エレベーター箱内のボタンは1階から8階まで計8つ。俺はてっきり地下がないと思い込んでいたのだ。もちろん、エレベーター以外に階段などもない。だがその建物は地下2階まであった。先輩は俺を驚かせようとしたみたいで、何も言わなかった。エレベーター箱内の操作盤の下には鍵穴が付いて、開けられるようになっており、点検する時は、点検員しか持っていない鍵でそこを開ける。そこには、手動でエレベーターを上げ下げできるスイッチが付いている。(安全のため超スロースピードでしか不可)本来、ボタンがない地下1階と地下2階に行く方法は、その点検用ボタンを押して行くしかないのだ。 そして、ボタンを押して地下2階まで下がって行った。地下2階は異常にひんやりしていて、地下なので窓などもちろんなし、文字どおりなにも見えない真の暗闇。地上の他のテナントが入って人がたくさんいるフロアとはうってかわり、ライトで照らすと、建築コンクリ丸出しの異様な雰囲気だった。通常はエレベーターを1人が地下1階に上げ、もう1人が地下2階に残り、扉を開けピットを掃除するのだが、先輩は勘弁してくれた。どうせ管理人にわからないし、流石に気味悪すぎてみんなしないらしい… 俺もわずか時間でもあの空間に取り残されるのは勘弁だ。なぜ地下1階と2階の有効なスペースを整備してテナントに使わないのか?エレベーターに地下1階と2階のボタンを付けないのか?実は工事途中に事故があって、地上から下は封印。階段もビルの経営者が埋めてしまったらしい。取り残されたら脱出は不可。(エレベーター呼びボタンは回路切ってある・階段ない・携帯は圏外) そもそも一般人は地下の存在すら知らないし、ミイラになるまで取り残されるかもしれん… あんな場所犯罪に使われたら…都内の繁華街の駅前の、何の変哲もない雑居ビル。賑わった地上と裏腹に、こんな誰も知らない地下世界があると思い出すと、今でもゾッととする。
705:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:20:25 ID:5gb
624 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/19 10:16中学二年の終わりに引越すことになった。引越しの前日、家の前を同級生のM君がブツブツ独り言を言いながら歩いているのを見つけた。M君とは幼稚園から中二まで同じ学校で家も近所だったが、小学校の低学年以来話すことは殆どなかった。M君は小太りで運動神経が鈍く、気の弱い、友達の少ないタイプで、私は苦手だった。だから何故あの時M君に声をかけたのか、自分でも分からない。でも、その時の会話はハッキリ覚えている。「何ブツブツ言ってんの?」「変な約束しちゃったよぉ、変な約束しちゃったよぉ」「誰と、どんな約束したの?」「約束だから言えない…でも転校するんだっけ?じゃあいいかなぁ。 俺が俺じゃなくなるんだ…ア~やっぱダメだ。約束だから言えない」そしてM君は行ってしまった。
706:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:20:42 ID:5gb
625 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/05/19 10:21先月、中学二年まで在籍していた中学の同窓会があった。途中で転校した私も出席させてもらった。懐かしい面々の中、知らない顔。しかもカッコイイ。私は友達に「あの人誰」と尋ねた。友達は「M君だよ」と教えてくれた。私はビックリして、「M君変わったね。別人みたい。昔はドンくさかったよね」と言った。すると友達は「え~、M君昔から人気あったじゃん。今と全然かわんないよ」と。他の友達数人も、M君はスポーツ万能、リーダー的存在、モテモテ…等、私の記憶とはまったく違うことを言っていた。その日はM君と会話することはなかった。家に帰り、M君の写っている筈のクラス写真や、小学校の卒アルを探したが見つからない。やっと見つけた一枚は、幼稚園の時の写真。小太りのM君。母や姉にM君であることを確認し、印象を聞いてみると、私の記憶と同じ。で、中学の友達に中学の卒アルを借りてきた。そこには、同窓会で見たM君の面影があるカッコイイM君が写ってた。私が最後に会ってから一年くらいしか経っていない写真なのに。母や姉も、「これM君じゃないよ」と驚いていた。そして、アルバムに書いてあったM君の寄せ書きの言葉は、『俺は俺さ。約束だからな』だった。他の友達に話したら、「少し見ないうちに劇的にカッコ良くなっちゃう奴っているじゃん。それじゃないの?」って言われた。でも、中学の友達との記憶の違いや、M君と最後に交わした会話が気になって、ついオカルト的のことを考えてしまう。で、直接本人に聞こうと思っているんだけど、何て聞いていいか分からない。突然「あんた、本物のM君?」て聞いたら変だしね。
707:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:21:04 ID:8RP
>>693マジhttp://green.ribbon.to/~cap/page006.htmlhttp://green.ribbon.to/~cap/page007.html
708:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:22:52 ID:5gb
945 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 11:36:46 ID:oT1AF6VSO地下鉄サリン事件が起きた年の夏。当時、我が家は四室のみの小さいアパートを経営していた関係で、何度か警察が巡回に来ていた。八月のその日、高校野球を見ていると玄関のチャイムが鳴り、応対に出た母が何か話し込んでいるので、様子を見に出た。玄関には制服姿の警察官がいた。小太り、中年のごく普通の警官だった。彼は「すみませんが、アパートの住人の件でお話を伺いたいのですが」と言いながら名刺を差し出した。受け取った名刺には、『○○警察署 刑事課 ××』とあったが、不思議なことに××の部分が読めない。難読漢字とか珍しい名字というわけではない。ありふれた漢字なのに、名字として意味を成していない、というか、私の脳がどうしてもそれを意味のある文字として認識しない、という感じなのだ。
709:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:23:08 ID:5gb
948 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 12:00:27 ID:oT1AF6VSO実は私は国語科教師であり、漢字には多少なりとも自信がある。簡単な文字なのに、なぜ読めないのかわからない。それから警官は、母が持ってきた住人の資料を改めると、問題無し、というような事を呟き立ち去ろうとしたが、最後に振り返ってこう言った。「なぜ、私が今日来たのかお分りですよね」え?逃亡している地下鉄サリン事件の実行犯の、捜索の為なのでは?とっさに返事を出来ずにいると、彼は繰り返した。ゆっくりと区切るように、「私が、なぜ、今日、来たのか、おわかりですよね」『今日』を特に強調するような、奇妙な口調だった。そして警官は立ち去った。奇妙な違和感を残したまま。
710:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:23:22 ID:5gb
949 :本当にあった怖い名無し:2006/07/09(日) 12:26:46 ID:oT1AF6VSOそれから…その日は八月十五日のお盆である事。その日が外気温36℃を超える日であったのに、警官は冬の制服を着ていたこと、小太りなのに汗一つかいていなかったこと、更にその制服も旧いデザインであったことなどが、ゆっくりと思い出されてきた…。これが私の、少し奇妙な体験である。母にも確認したが、母の記憶では、警官は名刺ではなく警察手帳を広げ名前を示し、すぐにしまったのだそうだ。だが同じく、名前は全く記憶していなかった。単純に警察マニアの偽警官だった可能性も考え、○○警察署に問い合わせる事も考えたが、警官はメモも取らず、住人の本籍を確認しただけだし、何より『名前が解らない』奇妙な感覚の説明がつかないのでやめた。「お盆に帰ってきてまだ働いてる、熱心な殉職警官なのでは?」というのは弟の意見である。
711:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:25:00 ID:5gb
737 :本当にあった怖い名無し:2011/10/07(金) 15:18:31.43 ID:3pxfn7j10去年の実体験の話をします。6月の半ば頃の話。 当時俺はバイク買ったばかりで、大学が終るとしょっちゅう一人でバイクに乗ってあちこちを走り回っていた。 その日も特にする事がなかったので、次の日休みという事もあり神奈川方面へ結構な遠出をした。 で、その帰り道、たしか夜の12時過ぎくらいだったと思う。道とかも適当で、標識を頼りにあまり車通りの多くない道を世田谷方面に向かって進んでいると、急に前を走っていた車が急ブレーキを踏んで蛇行し、ガードレールにぶつかった。 目の前で事故を見たのは初めてだったのでかなりびっくりしたが、そうも言ってられないので、ひとまずバイク路肩に停めて車のほうへ駆け寄った。 車の窓から中を覗き込むと中には女の人がいて、両手でハンドルを持ったまま頭を項垂れてガタガタ震えている。え?これヤバくね?と思い、とりあえず窓越しに「大丈夫ですかー?」と声をかけたのだが、女の人から返事は無い。結構パニック気味だった俺は、ここで警察に電話しないととふと気付いて110番をした。 警察を待っている間、俺が何度か「大丈夫ですかー?」と聞いていると、女の人はやっと車から降りてきた。 見た感じ怪我は無さそうだが、顔色は真っ青で何かぶつぶつと呟いている。少し呟きが気になったので、「どうしたんですか?」と口元に耳を近付けると、震えた声でとんでもない事を呟いていた。
712:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:25:18 ID:5gb
738 :本当にあった怖い名無し:2011/10/07(金) 15:19:31.65 ID:3pxfn7j10「子供轢いちゃった…子供轢いちゃった…子供轢いちゃった…子供轢いちゃった…」 俺はかなりギョっとした。 事故の瞬間を見てはいたが、子供なんていたか?記憶を思い返しても道路に人影があったようには見えなかった。 慌てて道路の方を振り返ったが、どこにも子供の姿はない。 俺は女の人を路肩に座らせて、あちこち歩いて見て周ったのだが、子供なんてどこにもいない。 そうこうしているうちにパトカーがやってきて、警官が2人降りてきた。警官に俺が事情を話し、警官もかなりあちこち探してみたのだが結局子供はいなかった。俺も色々事情を聞かれたのだが、少なくとも俺は、女の人の乗る車が急ブレーキを踏んでガードレールにぶつかったところしか見ていないし、道路に人影も見ていない。俺は自分の記憶にあるとおり警官に伝えた。 再度警官が女の人に事情を聴きに行き、俺もいっしょに聞いていたのだが、女の人が言うには、急に道路わきから子供が飛び出してきて、衝突する音も聞いたという。 でも、現実にはどこにも子供の人影は無い。警官の一人がパトカーに戻り無線で何か話し始め、もう一人の警官が女の人に、怪我はないかとか痛い所はないかとか聞いていたとき、急に女の人が道路わきにあったカーブミラーを見て、ぎゃあああああああああああああああ と物凄い絶叫を挙げた。
713:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:25:26 ID:5gb
739 :本当にあった怖い名無し:2011/10/07(金) 15:20:33.52 ID:3pxfn7j10びっくりして、俺と色々聞いていた警官もカーブミラーを見た。カーブミラーには俺が一番手前に、歩道の路肩に女の人が座り、その横に警官が屈んでいたのだが、女の人と警官の後ろ、本来誰もいないその場所に子供が写っている…年は4歳か5歳くらい。ちょっと良いところの幼稚園児が着る様な服を着て、無表情に鏡越しに俺たちを見ていた。俺と警官はたぶんほぼ一緒に後ろを振り向いたと思う。 しかし、そこには誰もいなかった。 もう一度ミラーのほうを見ると、そこには俺たち3人しか写っていなかった。 女の人はこれで完全にパニックになって、とても話が聞けるような状態ではなくなってしまい、警官が呼んだ救急車でそのまま運ばれていった。 そして、俺には一応あとでまた事情を聞くかもしれないと住所や電話番号を聞き、 最後に「ああいうのはさっさと忘れたほうが良い、気にしないほうが良いよ」と言ってきた。 が、そう言っている警官もかなり顔色が悪かったが… その後、警察からは特に連絡など何もなかったので、申し訳ないが後日談とか真相とかいわくとか、そういうのは全く解りません… 以上で俺が体験した話は終わりです。
714:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:26:13 ID:S3Z
>>713これさっきも貼られてたゾ
715:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:31:54 ID:5gb
>>714あ、本当だ。すまんなジョジョ見るんで30分程落ちるで
716:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)00:34:37 ID:hvc
ツナカユリコ
717:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:13:31 ID:5gb
658 :本当にあった怖い名無し:2009/01/21(水) 00:47:08 ID:jm9abuJf0寺社にまつわる、というより迷い込んだ的な話で恐縮ですが、投稿させていただきます。 これは熱田神宮のすぐ傍にある神宮前の駅で、父が高校生の時に実際に体験した話です。 夕方、父が友人の家に泊まりに行こうと、車の通行量が多い道をの傍を自転車で走っていると、急に周りの音が遠くなって、気がつくと両側が石垣の坂道を自転車で下っていたそうです。父はこの話以外にも昔から不思議な体験をしているので、その時も「何なんだろう」としか思わず、そのまま坂道を下り終わって、あたりを自転車で散策してみたそうです。この時、何となく地面に足をつけてたらいけない気がしたので、一度も自転車からは降りなかった、と言っていました。それで、坂道から少し行くと商店街のようなところに行き着いたのですが、その商店街には人がひとりもおらず、雰囲気がまるで昭和初期のような感じだったそうです。
718:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:13:40 ID:5gb
660 :本当にあった怖い名無し:2009/01/21(水) 01:00:30 ID:jm9abuJf0それで、しばらくまた散策を続けていると、瓦屋根の建物が遠目に見えたそうです。 木の板に墨で何か書かれているようだったので、近くに寄ってみると、『神宮前駅』と達筆な字で書かれていたそうです。 小さな明かりが二つほどついているだけで、何て書いたらいいのかわからないのですが、父はこれを見て何となく「昔の神宮前駅だ」と思ったそうです。最初に、足をつけるといけない気がしたので、中に入って確かめる気も起きず、とりあえず熱田神宮に向かったそうです。街並みも道も昔のようで、なんとなくこっちにあるという勘で自転車を走らせていたら、急に光があたりを覆って、気づいたらもといた道に戻っていたそうです。 迷い込んだ体感時間は30分ほどだったそうですが、実際は二時間ほど経っていて、友人に心配されたと言っていました。 父が未だにこの体験だけ何が起こった理解できないと疑問に思っているので、もし同じような体験をした方がいるなら、と思って投稿させていただきました。
719:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:16:32 ID:5gb
不可解な体験、謎な話~enigma~ Part88666 :本当にあった怖い名無し:2013/05/25(土) 16:53:11.72 ID:DTCUrmzd0ついさっき急に友人が俺の部屋に駆け込んできたんだけど、そいついつもは遊びに来る数日前にメールよこして予定が空いてるか聞くような奴なんだ。 それがアポ無しで急に来るなんて珍しいなと思ったら、開口一番に「おい!タムラマリ(?)を覚えてるよな!?」って叫んだ。 俺はそんな名前の人物には心当たりがなかったので、知らないと首を横に振ると、胸ぐらを捕まれた。 そいつは普段凄く大人しくて理知的、ちょっとジジイみたいな所さえあるような奴なので、俺はかなり驚いたんだが、奴はそれどころじゃないようで、「おい!冗談も大概にしろよ!面白くないぞ!!」って大騒ぎ。 一旦落ち着かせようとしたんだが聞く耳持たず、去年の夏にキャンプに行ったとか、三人で初詣行ったとか散々わめき散らした後に、泣きながら出て行った。 ほんとに、つい一時間前くらいの話だから俺も訳分かんないんだが、あの後そいつの携帯に電話したら携番変えたらしくて通じず、他の友達にいたってはそいつのこと覚えてなかった。 もう訳分からん。どうなってんだ…
720:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:17:20 ID:5gb
490 :本当にあった怖い名無し:2005/07/10(日) 23:15:23 ID:TA8A1pS50なんか思い出した、子供のころの妙な友達。自分、両親共働きで鍵っ子。とは言っても託児所みたいな所で遊んで帰って、家で一人でいるのは一時間も無い。んで、その一時間がその『ともだち』との交流の時間。うちに何故だか有った腹話術用の人形なんだが、そいつは何故か妙にお洒落で、子供心に美形な15歳ぐらいの顔の人形だった。どうやら両親が古道具屋で惚れて買ってきたらしいんだが…そいつはすごいお喋りだった。いっつも和室のタンスの上に置いてあったんだが、さすがに自立は出来ないらしく、俺が来るとクイっと足を組んで、組んだ上に両手を置く。超気取り屋。超キザっぽかった。で、いろんな話をしてくれた。と言ってもいつも彼の体験談。演じた劇のお話とかそんなん。(おかげさんで俺は、ろくに本を読まないのに童話とかには超詳しかった)で、ある日。何時もどおりに『ともだち』と他愛の無い話をしてたんだ。そしたら、妙な事を言い始める。「さて。そろそろ僕たちもお別れだ。○○(俺)にはやらなきゃいけないことがある。 遠足の準備をしな。ありったけのお菓子をリュックに詰めて、お布団の近くに置くんだ。 大事なものもリュックに入れて、いつでも遊びにいけるようにね。着替えも近くに置いとくといいね。 僕?僕も行くよ?でも○○とは違う。うん、ここより面白そうな所だ。うん。きみより面白いよ」とまあ、こんな意味合いと調子で。で、俺は当時非常にアレな子供だったから、遠足の言葉に喜んで、リュックにお菓子詰め込みまくったさ。おかんとかは、また俺の奇行かと思って流してくれたが。で、その日寝てると、急に両親にリュックと一緒に連れ出された。俺は寝ぼけてわからなかったけど、地震らしい。いわゆる阪神大震災。家は盛大に半壊。『ともだち』は行方不明。服の生地すら見つからんかった。そんなかつての友を思う不可解な話。
721:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:18:56 ID:5gb
331 :名無し:2000/08/18(金) 17:564年ほど前、売れない漫画家をしていたときに、某マイナー系の雑誌でそこそこに人気のあった漫画家さんのところに、3日間という約束でアシスタントをしに行ったときの話です。引っ越したばかりの、狭いながらも新築で綺麗で清潔そうなマンションで、その漫画家先生も修羅場の割には穏やかだし、先輩のアシスタントも気さくで良い人たちで、とても気持ち良く仕事が出来ました…2日目の夜までは。2日目の夜。皆で眠い目と脳を熱い日本茶で覚ましつつ、少し休憩していた時のことです。誰かがその部屋に元からついているという有線をつけ、ちょっと懐かしめの歌が聞こえるチャンネルに合わせました。皆疲れているので、無言でそれを聞いていました。すると、音が大きくなったり、雑音混じりに小さくなったり…。「かえって気になって仕事にならないね」と漫画家先生が消しに立ち上がった瞬間、「てすと」と、滑舌の良いはっきりした子供の声がしたんです。全員「?」と漫画家先生の方を見ましたが、先生は首を振るだけ。「聞こえたよね?」と誰かが言うと、「混線したんじゃない?」と誰かが答え、先生は有線を消して、皆で仕事に戻りました。それから緊張の続く中、1時間ほど作業をしていると、今度は天井の方から「てすと」というさっきと同じ声がして、続けざまに、隣に座っていた先輩アシスタントの後ろの壁、私の足元に同じ声が…。それでも手は離せない私達アシは、震える手を無理に押さえて、叫びたいのを我慢して仕事をしていました。しばらく間があいて、またあの声が聞こえました。それと同時に、先生が悲鳴をあげて飛び上がりました。「肩に抱きついてる!」先生は懸命に背中のモノを振り払おうとしましたが、それでもその最中に「てすと」という滑舌のいい子供の声が、本当に先生の方から何度も聞こえました。生まれて初めてそういうモノを見た私は、恥ずかしながら気絶をしてしまったようで、その後の騒動は覚えていません。(目が覚めたら、他のアシスタント達はなにもなかったように、電話の応対をしていたり、朝食を作ったりしていましたが、 先生は寝室から出てきませんでした。 ちなみに私のギャラは、ちゃんと日払いでいただきました(笑))
722:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:19:08 ID:5gb
332 :名無し(331):2000/08/18(金) 17:57ただ、その先生は、その号の原稿を落としただけじゃなく、そのまま連載も休載から打ち切りになり、最近では見かけなくなりました。『消えた漫画家』なんてサイトで時々見かける人ですが、どうか誰かは詮索しないでください。これがここ数年の一番のしこりでした。やっと人目に晒せて、いくらか浄化されたような気がします。あの先生もアシスタントの皆も、無事に過ごしていますように。
723:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:21:11 ID:5gb
932 :おさかなくわえた名無しさん:2008/05/06(火) 14:00:58 ID:PsUWoGL9某ビジネスホテルに勤めてるんだが、最近ちょっと怖い事があった。 別に幽霊を見たとかじゃないし、幽霊の噂も特に無いホテル。 数年前に飛び下り自殺があった部屋があって、そこは今は普通に客室として使われてるんだが、あ、もちろんそんな事は古めのホテルならどこでもある事で。 その部屋に前日の宿泊客の忘れ物を取りに行った。 ふと窓を見た時に、飛び下りた下の屋根部分(食堂の屋根がある)に凹みがある事を思い出して、好奇心か何かわからないけど、なんだか無性に見たくなった。 清掃中だったので窓は開いていて、そっと覗いて見たら、ベコッと凹んだ屋根が見えた。 あんな固い材質が凹むなんて、相当痛いだろうな~なんて思った瞬間、なんだか自分にはあの凹みが直せる気がしてきた。自分ならこの窓からピョーンと飛び下りて、軽く屋根に着地できるし、触っただけで屋根が直るに決まってる。 体の体重が突然感じられなくなって、今この窓をつかんでる手にちょっと力を入れれば、空中にフワリと浮かんで外に出れる気がした。 さぁ直さなきゃ直さなきゃ、ホテルマンとしてあの凹みは直さずいられない。直さなきゃ直さなきゃ直さなきゃ直さなきゃ直さなきゃ直さなきゃ… 「清掃入っていいですか~?」 突然後ろから話かけられてハッと我に返った。 指が白くなるくらいの力で窓の桟を握っていた。霊感なんて全く無いし、そういうのを信じてる訳じゃないけど、あの部屋には二度と入りたくない。 今日も通常通り、その部屋にはお客様が入ります
724:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:22:34 ID:5gb
47 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/08/30 17:33 会社の部下の話なので書くのをためらいましたが、あまりにも不可解なことなので、ここに書くことにします。自分は工場で働いてるのですが、先日その工場で大きな事故があり、部下が巻き込まれました。詳しくは書けませんが、右腕の肩から先が切断され、右足も繋がってはいるものの回復は不可能と言うことで、切断を余儀なくされるほどの大きな事故でした。彼は意識不明で、救急車で病院に運び込まれたときはかなりヤバイ状態ということで、処置のおかげで一命は取りとめたものの、依然意識は戻りませんでした。自分は責任者なので、その日は彼に付き添って、病院で夜を明かすことになりました。まだ面会謝絶ということで、部屋の外で待機し、上層部との連絡に追われていた自分も、相当の疲労からか、いつしか部屋の外のベンチで寝てしまいました。
725:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:22:49 ID:5gb
48 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/08/30 17:33 夜中に人の声がして目が覚めました。時計は3時を指してたことを覚えています。その声は昏睡状態の部下がいる部屋から聞こえる気がしたので、ドア越しに覗いてみると、なんと、彼が起き上がってベッドに腰掛けてるのです。そこで、すぐに部屋に入って言葉をかけようと思ったのですが、なんか様子が変なのです。彼がベッドに腰掛けたまま、誰もいない空間に向かってしきりに何か話してるんです。携帯電話かと思いましたが、そんなものは持ってませんでしたし、あるはずもありませんでした。内容が聞き取りにくかったので、そっとドアを開けて聞くと、いよいよその異常な状況がはっきりとしてきました。「はい・・・ええ、そうです」「ここから先を引き裂けばいいわけですか・・・ええ」「はい、だいぶ生えてきました。腕の上がまだ」「足も2ヶ月で生えてくるんですか、ありがとうございます」このようなことを彼は、身動きひとつせず、部屋の上の方を見ながらずっと喋り続けていたのです。
726:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:22:59 ID:S3Z
>>722誰なんやろなあ
727:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:23:07 ID:5gb
49 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/08/30 17:34 普通なら意識が戻ったと喜ぶところなのですが、そのあまりの異常な状況に、逆に身動き1つ出来なくなってしまいました。そして次の瞬間、「はい・・・ええ、ちょっと待ってください。今誰か見てる奴がいますが」と彼は言ったのです。背筋が凍りました。まさか自分のことを言ってるのか。普段なら私のことを『奴』だなんて絶対に言うはずがありません。しかも、それを言う間も彼は全く動かないのです。私は恐る恐る彼の名前を呼んでみました。すると、突然彼が喋るのをやめ、沈黙が流れたかと思うと、いきなり「おい!」と、そのままの向きで言ったのです。自分はその場から逃げていました。怖くて気がどうにかなりそうでしたが、とりあえず宿直の看護婦のところへ行き、今までのことを全部話しました。しかし当然請け合ってもらえず、とにかく意識が戻ったのなら病室に行こう、ということになりました。
728:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:23:22 ID:5gb
50 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/08/30 17:34 病室に戻ると、彼はベッドの中で寝込んでいました。看護婦が一通りチェックくしたあと、私に一言。「意識、戻ってませんよ」「そんなばかな、さっきまで起きて喋っていたんだ」と言っても全く信じてもらえません。現在、彼は意識も戻り、退院してます。しかし、あの夜に喋っていたことは覚えていないということです。
729:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:23:58 ID:5gb
164 :1/7:2009/08/17(月) 18:35:43 ID:XLD8z8zdO俺が中学の時、『神谷のおばさん』という有名人がいた。 同級生神谷君の母親なので『神谷のおばさん』な訳だが、近所は勿論、同じ中学の奴もほとんど神谷のおばさん知ってる位有名人。 見た目は普通のおばさんなんだけど、とにかく話を聞くのも話すのも上手い人で、地元じゃ有名なヤンキーすら、「神谷のおばさんに怒られちゃしょうがない」って悪さ止めるくらい。 俺達中学生の下らない悩みとか、相談を真剣に聞いてくれたし、本気で怒ったり励ましたりしてくれる人だったな。 親とか先生には話せないことを、相談出来る大人って感じ。皆の母ちゃんっていうか。 で、神谷のおばさんといえば『怖い話』。って思い出す位、怪談物が得意だった。 内容は多分よくある怪談なんだけど、とにかく話し方が上手いんだよ。 滅茶苦茶怖くて、女子なんかキャーキャー大騒ぎになるくらい。 そんな神谷のおばさんに関する話。俺が中2の秋、クラスに転入生が来たんだよね。秋山君っていったと思う。田舎だったからあんまり転入生とかなくって、結構注目されてたような気がする。 背が高くて、顔立ちも整ってて、いかにも女に受けそうな奴だなぁってのが、俺の第一印象だった。
730:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:24:09 ID:5gb
168 :2/7:2009/08/17(月) 18:38:02 ID:XLD8z8zdO最初の頃は皆、秋山の周りに行ってあれこれ世話してたんだけど、日が経つにつれ、秋山は皆から避けられていった。「犬に石ぶつけてた。犬が怪我しても止めないの」 「猫をおもいっきり蹴って、猫がピクピクして身動きしないのを、踏みつけようとした」 勿論担任の耳にも入り、注意されたみたいだけど、母親が乗り込んできて、「学校で悪いことしてないでしょう!勉強だって出来るんです!(実際成績はトップクラスだった) 犬猫に何したって、成績良ければいいじゃないですか!」と大騒ぎしたらしい。 今でいうモンペだったんだな、母親。 噂では、前の学校でも問題起こして、母親と学校が揉めたらしく、それで両親が離婚。母親の実家に戻って来たってことだった。 うちの母親が地元出身で、この秋山母のことも良く知ってたとかで、そんな噂も俺の耳に入ったわけ。 しかし、うちの担任は熱血漢で、はいそうですかとは引き下がらない。 「命の大切さ!弱いものを慈しむ心!教育とは勉強だけじゃないんですよ!」と、全面的に争う姿勢。 日頃担任をうざがってたヤンキー連中すら、「全くだ」と応援してたのがおかしかった(笑)
731:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:24:21 ID:5gb
171 :3/7:2009/08/17(月) 18:40:08 ID:XLD8z8zdOとにかく秋山は怖かった。ヤンキーとかの不良に感じる怖さじゃなくて、得体が知れない闇みたいで、本気で皆怖がってた。 ある日、俺が神谷ん家に遊びに行くと、ちょうどおばさんと神谷が買い物に行くところだった。 近所のスーパーなんだけど、米やら重いもの買うから付き合うんだとのこと。なら俺も付き合うよと、三人でスーパーに向かう。 買い物中、秋山が少し離れた所にポツンと立ってるのに気付いた。秋山の家はここから大分離れてる。ちょっと買い物にしては不自然だった。 俺は神谷の事を肘で小突いた。神谷もすぐに秋山に気付いたみたいだった。 「何でこんなとこにあいついんの」「知らねぇ」ひそひそやってたら、おばさんが後ろからスッと顔出した。 「あれ、あんたが言ってた秋山君って子?」と呟く。 「良く分かったな~」と二人でビックリしてたら、 「アレは駄目。近寄らないでね。それしか方法が無いわ」 それだけ言うと、おばさんは買い物に戻っていった。 今までどんな不良でも決して見捨てなかったおばさんの一言が、えらいショックだった。 「うちの母ちゃんがあんな事言うなんて」と、神谷もかなり驚いたらしい。
732:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:24:31 ID:5gb
174 :4/7:2009/08/17(月) 18:42:16 ID:XLD8z8zdOそれからしばらくして、秋山がパッタリ学校に来なくなった。 でも誰も心配しなかったし、むしろこのまま来ないで欲しいという空気だった。 何回か母親が学校に乗り込んできて、「イジメがあったはずだ!だから息子はおかしくなったんだ!」と騒いでいた。イジメは無かったけど、クラスで孤立していたのは事実だから、何かゴチャゴチャはしたらしい。 実は俺の家にも、秋山母が来たんだよね(笑)うちの母ちゃんのこと、向こうも知ってたみたいで。 「あんたの息子が苛めてたんじゃないのか」 「うちの子が出来がいいから妬んでた」 「どうせろくでもない息子だろ。お前の息子が狂えば良かった」 最初は穏便に追い払おうとしたうちの両親も、最後はかなりキレてたな(笑) 俺は何となく悲しかった。ああ、このおばさんも狂ってるんだなぁ…って。 三学期も終わり、春休みのある日、俺は神谷の家に遊びに行った。 おばさんと三人でお喋りしてるうちに、ふと秋山の話になった。 実はずっと気になってたんだよね。なんで秋山に近寄らない方が良かったのか。
733:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:24:42 ID:5gb
176 :5/7:2009/08/17(月) 18:44:05 ID:XLD8z8zdO秋山は結局学校に戻らなかった。完全におかしくなっちゃって、今でも病院らしい。 秋山母も、離れた病院に入れられたらしい。秋山祖父母は我関せず。 「あんなキ○ガイうちの人間じゃないから、死ぬまで入院させておいてくれ」と言ったとか。 そんな話と、家まで怒鳴り込みかけられた話との後、俺は神谷のおばさんに聞いた。 「結局秋山はなんだったの?」おばさんは少し考えた後、「人間ではない」と答えた。「一目見てわかったよね。もう人間じゃなかった。  本当の秋山君は、多分普通の子だったと思うよ。 小さい頃から少しずつ食べられて、本当の秋山君はもういなくなっちゃってた。  秋山君の皮の中に、ドロドロした念が詰まって、人間の形になってるだけ」俺も神谷も驚愕した!今まで『怪談』は良くしてくれたけど、こんな霊能力者みたいな事を、おばさんが言ったのは初めてだったのだ。「な、なんでそんなことになっちゃうの?!怖いよ!」真剣にビビる俺(笑)神谷も真っ青だった(笑) 「親の因果が子に報い~ってやつかしらね?  あの家のお祖父さん、何人も人死なせてる。  直接殺した訳じゃないけど、あのお祖父さんのせいで死んだ人が沢山いる。 秋山君のお母さんが歪んでるのはそのせい」
734:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:24:53 ID:5gb
177 :6/7:2009/08/17(月) 18:47:31 ID:XLD8z8zdO「でも、それじゃおさまらなかったから、秋山君までいっちゃったのね。  死んだ人の恨みとか呪いが禍々しいモノを呼んで、秋山君は食べられちゃった。可哀想に」「そんなのないよ!じゃあ秋山悪くないんじゃん」と神谷が言う。「因果ってそんなもんなのよ。個人じゃなくて『血』に祟るの。親しい人とかね。  あんたらも心しておきなさいね。そういうのには、人間の理屈は通用しないのよ」 神谷のおばさんは、最後こう言った。「見てなさい、あのお祖父さんだって。 さ~て、お夕飯の支度しよっと!あ、木村くん(俺)も食べていきなさいね~」と、おばさんは普通に台所に消えていった… 俺と神谷はすげぇ落ち込んでた(笑)だって、自分が悪くないのに、そんな目に合うなんて怖すぎる… 何となく、この話は誰にもしない方がいい気がして、(神谷のおばさんが変な人扱いされそうで)俺と神谷だけの秘密みたいな扱いになった。俺も今や40近くなり、おばさんは鬼籍の人となったから投下した次第。 その後、秋山の祖父は病気になり、全身が麻痺。寝たきりになった。 祖母は看病疲れで亡くなり、じいさんは施設に入れられた。
735:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:25:07 ID:5gb
179 :7/7:2009/08/17(月) 18:49:46 ID:XLD8z8zdO秋山祖父は昔は強欲な金貸しやってて、相当悪どかった、と後から聞いた。 じいさんが入れられた施設に、うちの母親の同級生が勤めていて、その人情報だと、全身硬直していて座ることも出来ない。それなのに痛みが止まらない。いくら処置しても床擦れが治らない。床擦れから感染して、色んな病気になる。それなのに死なない。 「あれは生地獄だよ」と。結局じいさんはつい最近まで、つまり20年近くそのままだった。 秋山母と秋山に関してはよく知らない。生きているのか死んでいるのかさえ。 結局全て偶然なのかもしれない。秋山祖父はただ性質の悪い病気になっただけで、秋山母と秋山は精神病を患っただけ。 だって、世の中には何も悪い事してなくても、病気や事故で不幸な目にあった人はいっぱいいるし。 それでも俺は、いまだに墓参りや法事には真剣に参加してる。ご先祖様ありがとう。皆のおかげで俺は幸せに暮らしてます。と。
736:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:25:47 ID:5gb
278 :悪意1/3:2009/08/21(金) 23:49:48 ID:edz+SqwT0俺が税務署の職員だった頃の話。 90年代の頃だが、田園調布のある家へ査察に入った。 すると、玄関で奥さんが数珠をじゃらじゃらさせつつ、「悪霊退散、悪霊退散、悪霊退散」とひたすら呟いている。この家が、ある神道系カルト新興宗教に帰依しているのは調査で知っていたが、さすがに面食らったし不愉快だった。税務署員には珍しく短気な同僚Aは、 A「ずいぶんと奥さんは不機嫌ですね」等と皮肉を言う。家の主人もふんっと鼻で笑い、人を食った様な事を言う。 主人「家内が言うには、どうも本日来る客人が、災いを運ぶとの夢を見たらしくてね」家には宗教関係か、禍々しいデザインの神棚があるだけで、他は普通のセレブの家である。 調査を開始するが、脱税の証拠が、どこを探しても見つからない。家の主人は余裕しゃくしゃくで頭に来る。  と思った矢先、Aがあっと声を上げた。そして、調査してない所が一つだけあると言った。 A「神棚だ!」
737:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:25:57 ID:5gb
280 :悪意2/3:2009/08/21(金) 23:50:31 ID:edz+SqwT0Aが神棚に手をかけ様とした途端、ひたすら「悪霊退散」を叫んでいた奥さんの顔が青ざめ、「地獄へ落ちる地獄へ落ちる」と騒ぎ始めた。主人も打って変わって怒り出し、「やめろやめろ、呪われるぞ、死にたいのか」と叫び出す。 俺達は、この慌てようを見てビンゴだと興奮した。Aが神棚を探ると、中から小さな箱が見つかった。証拠があったと色めき立つ中、怒鳴る奥さんと主人を余所目に箱を開けた。 「うおっ」とAが叫んだ。何と中には、女の髪の毛と爪、それから動物の干からびた目玉らしき物が大量に入っていたのだ。調査員達も余りの事にしーんとする。 奥さんが、目をおそろしく釣り上げた憤怒の形相で呟いた。 奥さん「だから言ったのだ。お前達、もう命はないかもしれないぞ」Aはぶるぶる震へながら箱を閉めて、上棚へ戻した。
738:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:26:07 ID:5gb
281 :悪意3/3:2009/08/21(金) 23:52:35 ID:edz+SqwT0上司に調査が失敗だった事を電話で連絡すると、上司から怒鳴り声が返ってきた。 上司『馬鹿野郎、だからお前は詰めが甘いんだよ。まってろ、今から俺が行く』しばらくして上司が来きた。上司は神棚にどすどすと直行して箱を平然と開け、箱に手を突っ込み探りだす。 うえっ、よく手が突っ込めるなあ、と驚いていたら、上司がにやりと笑った。 上司「見ろ、箱は二重底だ」二重底の箱からは、脱税の証拠である裏帳簿が見つかった。主人と奥さんの顔が見る見る真っ青になる。 上司は調査後に言った。「真にに怖いのは霊や呪いじゃない。人間の欲望と悪意だよ。 人間は金のためなら嘘も付くし、演技だって平然とする。 今回の調査を見ろ。神棚に隠す狡さ、“呪い”に対する人間の恐怖を利用した巧妙な手口。 真に怖いのは、人間の欲望と悪意だ」それから一年以内に、箱を触ったAが自殺し、上司が交通事故で死亡した。 二人が死んだのは偶然か? 本当に、真に怖いのは、人間の欲望と悪意だけなのだろうか……
739:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:29:40 ID:5gb
975 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 11:34:53 ID:Z3GjO8WK0新婚の頃、旦那のお祖母さんの妹の家に挨拶に行った。古い大きな家だった。 その時は玄関で挨拶して帰っただけだったが、テレビの音がすごいボリュームだったのが妙に印象に残った。その時は、耳が遠いのだろうくらいにしか思わなかった。 それから十数年後、そのお祖母さんが行方不明になって大騒ぎになった。 その時初めてその家の中に入って仰天、奥の暗い部屋に知的障害の男性がいた。 お祖母さんは無事に発見されたが、これはどういうことか姑に事情を聞いた。 その男性はお祖母さんの息子で、障害をもって生まれたが、当時の医者に10歳まで生きられないと言われたため、お祖母さんはその子を学校にも行かせず、ず~っと部屋に閉じ込めて育てていたらしい。要は座敷牢。でも家庭教師は雇って家で勉強させてたため、読み書きくらいはできるそうだ。ところが、10歳になっても20歳になっても死なない。ついに彼が60を過ぎて、80代の母親のほうが呆けてしまった、ということだった。 それからが大変だった。呆けたお祖母さんと知的障害息子の二人暮らしの家はゴミ屋敷。お祖母さんは徘徊しまくり、何度も警察に保護されるが、家に他人を入れるのを断固拒否。ヘルパーを泥棒呼ばわりして追い出す。姑の兄弟達で、だれが介護するかで大もめ。最後に火事をだして、親子そろって強制的に老人施設収容となった。 座敷牢なんて、今の時代にあるなんて思いもしなかった。 お祖母さんの兄弟なんて遠縁だし、旦那も詳しい事情を知らなかったそうだ。 もしお祖母さんに徘徊癖がなかったら、親子そろって孤独死は確実だったと思う。
740:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:29:58 ID:5gb
977 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 12:51:44 ID:mLOjx6gzO営業行ったときにあったよ、そういうの。地方の仕事なんだけど、取引先の人の家で話し合いしてたんだけど、 なんか鎖引きずる音しとって、なんか変だなと思ってたら、急に俺の後ろの襖が開いて、スゲーデカイ男に抱きつかれた。ブルッっちゃって凍りついとったら、取引先の人が竹を鞭みたいなのにした奴で10発くらいたたいた後、男のしてる首輪についた鎖をひっぱってきながら、どっかに連れてった。もどってき取引先の人は、「おどろいた?」ってすげー軽いのりであいさつ。聞くに、気が狂るって暴れるようになったから閉じ込めておいたんだけど、鎖引きちぎってきっちゃったって。978 :本当にあった怖い名無し:2007/01/28(日) 14:03:35 ID:GO3d9aic0すげーな。鎖引きちぎるって普通に獣じゃないか。 鞭でたたくって、まんま猛獣使い…。 抱きついて何がしたかったんだろうな、その獣は。
741:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:30:24 ID:5gb
979 :975:2007/01/28(日) 15:12:46 ID:4RquRrzV0色んな事情があるんだろうね。うちの場合、知的障害の彼は小柄で大人しい人だった。はい・ありがとう・ごめんなさい、が口癖で素直な人だったが、歯がほとんどなかった。 歯医者には行ったことがなかったみたい。それにしても、不自然なほど大人しいと思っていたら、なんと去勢されてた!! 彼がまだ子供で性に目覚める前に、闇で医者にタマ抜きしてもらったそうだ。 万一、目を離した隙に家から抜け出して、人様に迷惑かけたら大変だからと、母親は誰にも相談せずにやったそうだ。今ならそんなことは出来ないのだろうけど。 彼は歌を歌うのが好きだったが、その歌声を隠すためにテレビを大音量にしていたことも後で知った。施設入所後、お祖母さんはすぐに亡くなって、息子は今もその施設で暮らしてる。優しい職員さんといっしょに歌を歌えるのが嬉しくて大満足のようだ。60年間幽閉されてた彼の人生の、最後は幸せそうでホッとした。
742:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:32:00 ID:5gb
428 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/12 00:30 ID:Jt6haL5p私が警備員のバイトをしていた時の話です。転属先はとあるホテルで、夜間の勤務シフトは二人でやってました。そこで警備会社のNさんと知り合ったんですが、そのNさんが体験した話です。数年前、ある家電メーカーで働いていたNさんは、リストラされそうでした。そして出向先の子会社から、体よく研修所に追われたそうです。関東の某所にある寮付の研修センターでは、メーカーのリストラ対象者が集められ、PCのスキルアップを強いられました。講習と技術検定、資格取得のハードスケジュールで、それをクリアした者だけが新たな勤務先に送られたそうです。
743:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:32:12 ID:5gb
429 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/12 00:30 ID:Jt6haL5pNさんはついてゆけず、かといって退職する勇気もなく、精神的に追い込まれた状態でした。それでも土日研修所に残って、資格試験の勉強に励んでいたと言います。管理人は別棟で生活していて、寮にはNさんただ一人。夜も更け、もうそろそろ寝ようかと思い、建物の端にあるトイレへ。日々のプレッシャーのせいで腹下し気味だったNさんは、溜息をつきながら便座に腰掛けました。しーんと静まり返った清潔なトイレ。ウォッシュレットのボタンを押して、ささやかな気休めに浸っていると、トン、トン、トン。誰かがドアをノックしたそうです。
744:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:32:25 ID:5gb
430 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/12 00:31 ID:Jt6haL5pNさんは咄嗟に管理人のおじさんかと思い、「入ってます」と声をかけました。するとドアの向こうから、明らかに管理人ではない誰かが話しかけてきたそうです。「山○○雄さんですか?」抑揚のない、少し甲高い感じの声がしました。「い、いや、違います」Nさんは動転しながらも、そう答えました。すると矢継ぎ早に、「田○○郎さんですか?」Nさんは思わずドアノブを固く握り締めていたそうです。なぜなら、扉の向こうに人の気配がなかったからです。
745:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:32:48 ID:5gb
431 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/12 00:32 ID:Jt6haL5p「○村○明さんですか?」(この名前はすべて仮名です。Nさんはパニック状態で、ある一人の名前以外、全然覚えていないとのことです)「M○Tさんですか?」ドア越しに初めて聞き覚えのある名前が告げられました。「あんた、いったい誰なんだっ!」Nさんは恐怖に呑まれまいと、怒鳴り声をあげたそうです。「死神です」そののっぺりした声を掻き消すように、Nさんはうなり声をあげながらドアを蹴って外に出ました。
746:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:33:04 ID:5gb
432 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/12 00:33 ID:Jt6haL5p「そしたらさ、トイレには、誰もいなかったんだよ」「それって質の悪い肩たたきみたいなもんですかねえ」私は一人でトイレに行くことを想像して、皮肉めいた口調で聞きました。「どうだろうね」Nさんは感慨深げに遠い目をして言いました。「M・Tは本社勤めしてた時の上司でね、あの一年前、自殺したんだよ」私は朝までトイレを我慢しました。
747:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:34:43 ID:5gb
336 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:03/06/05 01:06 大学の友人S子が体験した不思議な話です。 ある日、S子が一人暮らしのアパートに帰ると、部屋の中が荒らされていました。 S子は泥棒にはいられたと、すぐに警察に通報しました。 やがて警察が来て、事情聴取や現場検証が行われました。しばらくすると、警察の人が首をひねるようにS子に言いました。 「奇妙なことに、指紋が全くついてないんですよね」 泥棒が手袋をしていただけ、何が奇妙なんだろうと思ったS子でしたが、続けて警察の人は、「あなたの指紋も一切ついていないんです」と言いました。 警察の説明によると、S子が帰ってきてから通報するまでにさわった箇所、ドアノブや一部の壁、電話などにはS子の指紋がついていたが、それ以外の箇所には、犯人はおろか、S子の指紋すら一切ついていなかったそうです。 警察もあまりに奇妙なので、CD一枚一枚、雑誌の内側、化粧品一個一個調べてみましたが、やはり指紋は全く検出されなかったそうです。 警察は「犯人がすべてふき取っていったんでしょう」と話したようですが、 S子はどうも納得がいかず、とても怖がっていました。その日、S子がアパートを空けていたのは、ほんの2時間くらいだったそうです。 その間に、そこまで綺麗に指紋をふき取れるものでしょうか。 ちなみに、盗まれている物は何もありませんでしたが、S子が見たこともないマグカップが一個、散乱する家財道具の中にまぎれこんでいたそうです。
748:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:35:14 ID:5gb
191 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2014/04/01(火) 18:16:30.12 ID:XBhHH4or0.net友人と私の話。 団体の事業でタイの山奥に行った時のこと。 事前調査の一環で、現地の村にある受水槽を調べることになった。 村人が自分達で造った背の高いコンクリート製の水槽で、雨水を溜めているものだ。 蓋の部分が二重になっていて、内側の蓋がひび割れているという話だった。 友人が重い蓋を持ち上げようと手を差し込むと、何やらザラッとした感触がある。 蓋を除けてみると、一メートル近い大きなトカゲが、内蓋の上に蹲っていたという。 感情のない目で彼を見上げてくる。 慌てて蓋を戻し、恐る恐るもう一度ゆっくりと上げて確認してみた。 そこには何も生き物の姿はなかったそうだ。 あれだけの大きい生き物が身を隠せる場所など何処にもなく、何度も首を傾げた。 「アレは水のトカゲ。あそこの主だよ。  いきなり蓋を開けずに、まず一言声を掛けておけば、決して姿を見せないのに」 村人達にそんなことを言われ、笑われたそうだ。 話を聞かされ苦笑する私に、友人は仏頂面で伝えてきた。 「明日は君が水槽を確認してくれよ。僕は爬虫類がダメなんだ」
749:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:35:25 ID:5gb
192 :雷鳥一号 ◆jgxp0RiZOM :2014/04/01(火) 18:17:15.69 ID:XBhHH4or0.net次の日、写真を撮るために私が水槽に登ることになった。 前日の騒動を思い出し、何も声を掛けずに外蓋を持ち上げてみる。 いた。 緑色というか青色というか、とにかく大きいトカゲがそこにいた。 泰然自若とした風で、こちらには何の興味も抱いていない様子。 ふと悪戯心を出し、蓋を静かに戻してから声を掛けた。 「今から写真を撮りますので、すいませんが退いて下さい」 そして間を置かずに、蓋を取り去ってみる。 大トカゲは何処にもいなかった。 村人の言を本気にしていなかった私は大層驚き、続けて何度も蓋を上げ下げしてみた。 しかしその後、あのトカゲは私の前に二度と姿を現さなかった。化かされるっていうのはこんな感じなのかなと、今でも不思議に思っている。
750:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:36:12 ID:5gb
ちかれた。後は任せる
751:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)01:50:12 ID:ZE1
>>113ジャンケンといえばチョキチョキといえばシザース
752:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)06:17:55 ID:Usk
>>51これほんとなんなんだろうな。怖い
753:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)11:45:45 ID:jh4
一気に読んだ明るいのに怖いわい
754:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)14:01:47 ID:Usk
>>753わかる。マンションとかも怖いし家も怖いし電車はまあ安心
755:忍法帖【Lv=2,ガメゴン,KDK】:16/04/09(土)16:41:30 ID:MR1
怖い話読み始めるとほんと時間泥棒
756:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)17:58:59 ID:gIt
ようやく追い付いたンゴ
757:名無しさん@おーぷん:16/04/09(土)23:05:48 ID:fyx
まだ人おることが怖いわ
758:名無しさん@おーぷん:16/04/10(日)04:37:09 ID:0qR
昼寝から目覚めると飼ってるインコが勝手に籠の外に出て飛び回っていたこと脱走するには籠の扉が重すぎるし、いったい誰が出したんや…
759:名無しさん@おーぷん:16/04/10(日)22:36:36 ID:5HT
>>758怖E誰が部屋におるんやろなぁ…
760:名無しさん@おーぷん:16/04/11(月)07:23:16 ID:bEC
761:名無しさん@おーぷん:16/06/21(火)15:16:41 ID:hMP
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